2024年7月10日寄稿
ILO駐日事務所は、5月、機関投資家向け『ビジネスと人権』ガイドを公表しました。
「ビジネスと人権」の機関投資家向け冊子 公開 | International Labour Organization
6・7ページに記載された「土壌環境」と「木」の関係を描いたイメージ図は、あらゆる立場の方にとってわかりやすいものになっているように感じます。
資料を通したキーワードは「(機関投資家と投資先企業との)目的ある対話=エンゲージメント」ですが、投資先企業に対する具体的な問いかけの例も豊富に掲げられています。
人権リスクをゼロにすることは不可能に等しいということを理解したうえで、投資家はどういう行動を企業に促すべきなのかという観点で締めくくられています。
機関投資家に向けられた資料ですが、読んでみると、なるほどこういう視点になるのかと感じるところが多く示唆に富んだ内容となっていますのでご参照ください。
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